「交配」で生まれる、新たな可能性
◆交配って、どんなこと?
このサイトをご覧いただいても分かるように、同じ植物のタネにも実に多くの品種があり、それぞれ、食味や栽培のしやすさなど、違った性質を持っています。そして、より魅力的で優れた性質を生み出すために行われるのが、「交配」による品種改良です。
交配とは、母親となる品種(原種)のめしべに、交親となる品種(原種)の花粉を着ける(受粉)ことをいいます。一般に、掛け合わせる「両親」には、一方は病気に強い、もう一方は味が良いなど、違った特長を持つものを選びます。交配で作られた新しい品種を「交配種」と言い、ほとんどの場合、両親よりも丈夫によく育ち、品質や収穫量も向上します。
ところが、交配種からタネを採り、まいて育てたものは、生物界の「遺伝の法則」により、形や性質が異なった、不揃いのものになってしまいます。ですから、ある交配種のタネを採るためには、同じ両親の交配を、大量に、かつ効率的に行う必要があります。



